「撤退ライン」を知らないと危険!?なぜこの計算機が必要なのか? (クリックで読む)
「撤退ライン」を知らないと危険!?なぜこの計算機が必要なのか? (クリックで読む)
ROASだけ見ていると陥る「赤字の罠」
広告運用やマーケティングにおいて、多くの人が「ROAS(広告費用対効果)」を指標にします。しかし、ROASが良くても、実は赤字というケースは珍しくありません。
なぜなら、ビジネスには広告費以外にも「原価」「送料」「決済手数料」「人件費」などのコストがかかっているからです。
この「The Death-Line Calculator」は、LTV(顧客生涯価値)とコスト構造から、「これ以上広告費をかけたら100%赤字になるライン(限界CPO)」を正確に計算・可視化するためのツールです。
用語解説:ビジネスを数字で把握する
LTV (Life Time Value)
顧客生涯価値。1人の顧客が取引期間を通じて企業にもたらす売上の総額。単品通販などでは「平均購入単価 × 平均購入回数」で算出します。
CPO (Cost Per Order)
顧客獲得単価。1件の注文(新規顧客)を獲得するためにかかった広告費用。「広告費 ÷ 獲得件数」で算出します。
限界CPO (Death Line)
損益分岐点となるCPO。LTVから変動費(原価など)を引いた金額。これを超えると、売れば売るほど赤字になります。
推奨CPO (Profit Line)
会社として確保したい利益を残すためのCPO上限。限界CPOから、さらに目標利益額を引いた金額です。
計算結果が「DANGER」になったら?
シミュレーション結果がDANGER(赤字)になった場合、ビジネスモデルの構造改革が必要です。
- CPOを下げる: クリエイティブの改善、ターゲットの見直し、LP(ランディングページ)の成約率アップなどを行い、獲得コストを下げます。
- LTVを上げる: アップセル・クロスセルの提案、リピート施策の強化、商品単価の見直しなどを行い、1顧客あたりの売上を増やします。
- 変動費を下げる: 原価低減、配送コストの見直しなどを行います。
豆知識:SaaSと単品通販の違い
一般的に、SaaS(月額課金)ビジネスはLTVが高くなりやすいため、CPO(CAC)が高くても許容される傾向があります。一方、単品通販や物販は原価率が高いため、限界CPO(Death
Line)は低くなりやすく、よりシビアな広告運用が求められます。
自分のビジネスモデルに合わせて数値を入力し、安全圏を把握しましょう。